参加可能な三崎臨海実験所の活動

三崎臨海実験所での主だった活動を紹介致します。イベントの具体的なスケジュールは、下記の「トピックス」をご覧ください。
研究室への参加を希望される方は、上記「研究活動」から各研究室のページをご覧ください。

トピックス

三崎臨海実験所からのお知らせです。

2025年度 自然観察会のお知らせ

2025年度 自然観察会 募集要項

日時 第1回:2025年6月14日(土)09:30~16:00
第2回:2025年7月27日(日)09:30~16:00
場所 東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所 教育棟実習室と周辺の海岸(磯)
〒238-0225 神奈川県三浦市三崎町小網代1024
内容 磯の動物の採集および観察と解説
(海に親しみ海に生息する生物の理解を深めることを目的とする)
時程 最干潮 第1回:6/14 12:34 (5㎝)第2回:7/27 12:22 (14㎝)
09:30-10:00 集合・受付
10:00-10:30 ガイダンス
10:30-12:15 磯へ移動・観察・採集・実験所へ戻る
12:15-13:00 分類・片付け
13:00―13:45 昼休憩
13:45―15:15 同定・説明・観察
15:15-15:45 水槽室見学
15:45-16:00 質問・終了
講師

三浦  徹(東京大学・大学院理学系研究科・教授)
小口 晃平(東京大学・大学院理学系研究科・准教授)
黒川 大輔(東京大学・大学院理学系研究科・助教)
大友 洋平(東京大学・大学院理学系研究科・特任助教)

参加費 1名につき100円
*参加費には傷害保険(レクレーション往復途上障害危険保証特約付き普通傷害保険)を含む
募集人数

最大25名(1グループにつき最大4名まで。応募者多数の場合は抽選)

応募対象

小学生以上(但し、小・中学生は保護者同伴、高校生および高校生相当の方のみの場合は保護者の同意が必要。未就学児の同伴不可)

応募方法

応募締切:2025年5月19日 AM 9:00 分到着分まで
お申込みは、下記のグーグルフォームからご登録をお願いいたします。希望者が定員を超えた場合は抽選にて参加者を決定します。(先着順ではありません)

応募フォームURL:http://docs.google.com/forms/d/1qar33HWpOQA2rrQ8u5RkF9wRogC-GPUfOJia_en4mW0/preview

※参加の可否は、締め切り後1週間以内に、グーグルフォームへご登録いただいたメールアドレス宛に電子メールにて連絡いたします。(参加可能となった方には登録フォームを添付いたします)

注意事項

注意事項:

1.日程はどちらか一つにのみ、お申込みください。
2.安全管理上、未就学のお子様を同伴しての参加はできません
3.当日の参加人数が不確定な場合、多い方の人数でお申し込み下さい。(申し込み後に登録される人数を増やすことはできません)
4.ご友人とご一緒に参加したい場合は、代表の方がお申込みください。別々に申し込みされますと、抽選になった場合に個別の抽選対象となりますのでご注意ください。
5.参加者の安全を確保するため、荒天時(天候・波浪)はプログラムの変更(磯に出ないなど)、もしくは中止となる場合があることをあらかじめご了承ください。

停電を伴う電気設備年次点検の実施について

三崎臨海実験所では3/5(水)9:30頃より12:00頃まで、2時間から2時間半程度の全館停電を伴う電気設備年次点検を行う予定です。この期間は研究棟、教育棟を含むすべての建物について停電の措置を取ります。

電話・E-mailも不通となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

プレスリリース:相模湾におけるクモヒトデ綱(棘皮動物門)の標本データを包括的に整理し公開

広島修道大学人間環境学部、東京大学大学院理学系研究科、東京都立大学都市環境科学研究科の研究チームは、相模湾で2005年から2021年にかけて収集されたクモヒトデ類(ウニやナマコの仲間の棘皮動物)の標本696点を整理し、108種に同定しました。

標本は、採集地点や日付、深度などの詳細情報を含み、標準化された形式で公開されています。これらのデータは、海洋生態系の研究や環境指標としての活用が期待され、GBIFポータルを通じてオープンアクセスで提供されています。本研究は、継続的な標本収集が海洋生物多様性の理解に重要であることを強調し、標本に基づくデータの信頼性と拡張性を示すこととなります。また、本論文はオーシャンショット研究助成事業で助成を受けた「アジア太平洋生物多様性への全ゲノムアプローチ」の成果です。

本研究成果は2025年1月30日に日本生態学会Wileyの発行する国際誌『Ecological Research』で公開されました。

なお、本研究には、三崎臨海実験所の幸塚久典技術専門職員が参加しています。

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詳しくは下記のリンクをご覧ください。

プレスリリース

<理学部ウェブ>

日本語:http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/10665/

English:http://www.s.u-tokyo.ac.jp/en/press/10665/